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江住浦:紀伊続風土記(現代語訳)


江住浦 えすみ 小名 江須ノ川(こえすのかわ)

 田畑高 136石5斗2升1合
 家数  145軒
 人数  752人

見老津浦の巽(※東南※)、小名江須ノ川を経て27町にある。東の方は里野浦に至って大辺路街道で海に浜す。村中の春日社の元和6年の棟札に吉見村とある。吉見と江住は訓が近いが、いずれが正字であるかわからない。

村居は街道から乾(※北西※)の江住川の谷に散在する。小名江須ノ川は本村の坤(※西南※)15町にある。村の北に江須ノ川という小谷がある。また江須ノ崎というのがあって江須崎明神を祭る。江須の名はこれより起った。

春日明神社
村中にある。江住浦・見老津浦2ヶ村の氏神である。拝殿がある。天正4年の棟札にその時の領主周参見弥十郎諸役見老津三分之一支配也と記してある。今に至っても造営修復等は雑費は見老津が3分の1支配するという。あるいは、旧民城四郎左衛門の先祖が藤氏であるので鎮守に祭ったのを村民が信仰してついに氏神にしたという。

江洲崎明神社  境内
 本社3扉  拝殿
小名江須ノ川にある。祭神は詳らかでない。当社も春日社と同じく江住浦・見老津浦2ヶ村の氏神である(寛文記に1社は大明神、1社は弁財天、1社は千手観音とあるが、土地の人は3社を合わせて江洲崎明神といっている)。

潮音寺 海翁山  禅宗臨済派京妙心寺末
 本堂(6間、5間)  僧坊
村中にある。

江洲崎島
江須ノ川の陸地から8町ばかり離れた所にある。一名鐘木山という。島周16町半ばかり。一円に椎の木が鬱蒼と茂っている。ゆえにこの辺りの婦女は農隙に椎の実を拾って浪花へ売る。多い年は20石、少ない年は5〜6石ばかりを拾うという。

和歌山県西牟婁郡すさみ町江住

読み方:わかやまけんにしむろぐん すさみちょう えすみ

郵便番号:649-3142

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牟婁郡:紀伊続風土記