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上切原村:紀伊続風土記(現代語訳)


上切原村 かみきりばら

大居村の東に川を隔てて相対する。村居は大川(※熊野川※)の東に添う。昔、谷中の原野を切り開いて梯田となしたことからこの名が起こったのだろう。文字はあるいは桐原・霧原・霧晴とも書いた。みな借字である。相野谷郷に同名があるのに向かって土地の人が上切原という。古は田地が多かったが洪水のとき川の流れが東の方に移り、今は大居村領が広い川原となった。
  熊野の歌:熊野川

小祠1社

花蔵寺  南向山 禅宗臨済派海部郡由良興国寺末。村の西にある。

役行者堂
村の東南に入峯の道が吹越山にある。そこに金剛童子祠もある。毎年8月1日に京都より山伏が来て護摩執行がある。『寛文記』に大徳庵・桂月庵・福常庵という寺があるといっている。これらはその廃跡か。詳らかでない。また岸か宿・たわり宿という修験者の行所があると記してある。
  熊野の観光名所:吹越の宿

城森
村の中にある。昔、城があったという。森の中に椋の大木20〜30株がある。大きなものは周囲2丈以上。また村の東15町に城森と呼ぶ所がある。その西に城栗栖という所がある。何という人の城であるか詳らかでない。

古墓
村の西、坂道にある。伝え言うに、昔、川俣左衛門勝秀という者が玉置荘司の助力で高野寺領川俣より来て当所を横領する。石塔2基がある。勝秀夫婦の碑という。碑面の文字はない。村民の善右衛門という者が勝秀の族という事情で今この墓を支配する(系図及び勝秀の伝があるが信用しがたい)。

和歌山県田辺市本宮町上切原

読み方:わかやまけん たなべし ほんぐうちょう かみきりばら

郵便番号:〒647-1751

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