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神子浜村:紀伊続風土記(現代語訳)


神子浜村 みこのはま

神楽神社

 田畑高 482石4斗8升7合
 家数  70軒
 人数  333人

湊村の巽(※東南※)7町半にある。海浜である。古くは新熊野社の巫の居住した地であるので村名が起こった。この辺より出る荒砥を神子浜砥という。

大梵天王社  境内山周140間
村の中にある。1村の産土神である。籠所がある。

神楽神社
  熊野の観光名所:神楽神社(大梵天王社)

若宮  境内森山周136間
村の中にある。摂社に秋葉権現社がある。

妙見社  境内周48間
 摂社 毘沙門天社
 拝殿 村の中にある。

金剛寺 八将山
村の中にある。本寺なし。古より禅宗であるという。

潜岩
海浜にある。穴の幅8間ばかり、高さ2丈9尺。浪されの跡がある。これを潜って往来する。

和歌山県田辺市神子浜

読み方:わかやまけん たなべし みこのはま

郵便番号:〒646-0025

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牟婁郡:紀伊続風土記