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大鎌村:紀伊続風土記(現代語訳)


大鎌村 おおかま

 田畑高 152石5斗7升5合
 家数  40軒
 人数  208人

里川村の乾(※北西※)1里にある。古くは大釜と書いた(寛永年中の棟札)。この村と里川村小名比曾原との界に鍋釜という渓川の淵がある。釜とは渓川の中に深く滝壺のようになっている所をいう名で、これを取って村名とする。大鎌と書くのは読みが同じなので借りて用いるのだ。家居は所々に散在する。

産土神社
 八幡宮(社方3尺)
 荒雨(あらう)宮(社方3尺)
村中にある。社地除地。1村の産土神である。あらうの神は詳らかでない。祭礼は11月の朔日。

宝蔵寺 金光山  禅宗臨済派京妙心寺末
村中の亥の方(※北西微北※)5〜6町にある。堂は方5間。

和歌山県西牟婁郡すさみ町大鎌

読み方:わかやまけん にしむろぐん すさみちょう おおがま

郵便番号:〒649-3151

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牟婁郡:紀伊続風土記