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玉置口村:紀伊続風土記(現代語訳)


玉置口村 たまいぐち

玉置口集落前の北山川

木津呂村の亥の方(※北北西※)15町余りにある。慶長検地帳に玉井口とある。 タマイはタマキの音便である。和州玉置山の麓の玉置川村の溪口と北山川の落合のところにある村名はこれから起こった。村居は4ヶ所に分かれて上地・下地・大向・王子という小名がある。

小祠1社

玉泉寺  玉布山 禅宗曹洞派小栗須村慈雲寺末、小名上地にある。

北山川勝景
村の北の方、北山川の中で、大和十津川領田戸村との境にある。ここは8町の間川の水が緩く流れる所で、土地の人は俗にここを「八町の泥」という。その上流下流とも川の勢いは強いが、中間の8町の間は深くて静かで潮水のようである。実に不思議である。

両岸が狭まってわずかに30間ばかり。奇岩石壁が左右に対峙して、互いに勢いを争い、石壁の上は木が鬱蒼と茂り川の上を覆う。水の色は藍のようで、怪岩がしばしばその中に突起して島をなし、すべり岩・屏風岩・昼島・耳島・仏島・大黒島・釜島・筋島・部屋硲などの名前がある。その景色のよさは一言で言い尽くすことはできないが、要石壁を主とすべし。春は杜□花が石壁の間に花をちりばめ、両岸に錦幔を張ったかのようである。その景観はまた他に類を見ない。実に熊野中の一大勝境である。

和歌山県新宮市熊野川町玉置口

読み方:わかやまけん しんぐうし くまのがわちょう たまきぐち

郵便番号:〒647-1231

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牟婁郡:紀伊続風土記