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金山村:紀伊続風土記(現代語訳)


金山村 かいのやま

志原村の亥子の方(※北微西※)26町余にある。志原谷の上流で、谷は狭く最寒村である。村名は慶長寛文等の記録では金野山と書く。あるいは古くは貝山と書いたという。峡山(かいのやま)の意味であろう。金山と書くのは、よい意味をもった文字に改めたのであろう。

金山明神社  表行6尺 境内周220間
村中にある。1村の産土神である。祀神は詳らかでない。あるいは金山彦命といったのは文字が就いていったのであろう。

小祠1社

普門寺  明源山 禅宗曹洞派奥有馬村安楽寺末、村中にある。

三重県熊野市金山町

読み方:みえけん くまのし かなやまちょう

郵便番号:〒519-4327

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牟婁郡:紀伊続風土記