那智山 神宝
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那智山 神宝:紀伊続風土記(現代語訳)
那智山 神宝
宝剣1口 上古、滝の上に天降った神剣という。
剣の銘
紀州那智山元有神剣一旦罹欝□之厄有若無者久 国主亜相源頼宣公視其□□余之在廟中命工製鐔鋏鞘室而彫繕修以寄付
銘曰
紫電雖隠精霊豈衰兹加修飾遺芳万斯
寛永十三歳宿丙子春正月 後藤琢乗銘 長田道慶
御太刀1振 備前助宗
享保6年に有徳大君が当国7所の神社へ奉納なさる。当社がそのひとつである。
亀山院宸筆木牌
太上天皇恒仁 弘安二十二年二月晦日 初度
当社は古より並びなき繁栄の地であるので神宝等が多くあるはずだが、このようにわずかなのは戦国間に神官等が職を守ることができず、神宝等が散逸したのだ。
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
読み方:わかやまけん ひがしむろぐん なちかつうらちょう なちさん
郵便番号:〒649-5301