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能城村:紀伊続風土記(現代語訳)


能城村 のき

山本村の西の方6町ばかりにある。日足村と小口川を隔てて南北に相対する。日足村は北の山足にある。能城村は南の山足にある。その中間の渓筋は大きく開け、広野の形があるが、熊野川と小口川が落ち合う所で、田畑が平坦なので毎年水害があるという。

小祠1社 

泉蔵寺  金龍山 禅宗曹洞派新宮城下全龍寺末、村中にある。

古城跡
村の西3町ばかり、小名城ノ尾にある。広さ方10間ばかり。城主は詳らかでない。

腹白瀧
村の辰の方(※南東微北※)20町ばかり、小谷の奥にある。高さ25間粗壮観である。

鼻白の滝(※「鼻白の滝」のことでしょうか?※)
  熊野の観光名所:鼻白の滝

和歌山県新宮市熊野川町能城山本

読み方:わかやまけん しんぐうし くまのがわちょう のきやまもと

郵便番号:〒647-1213

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牟婁郡:紀伊続風土記