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小川村:紀伊続風土記(現代語訳)


小川村 おがわ

 田畑高 140石6斗4升7合
 家数  45軒
 人数  187人

安宅荘宇津木村の南21町、城川の下流にある。村の小名は3つに分かれて上村・中村・下村という。安宅の大川に対して城川を小川ということから村名は起こったのであろう。

古、楸(※ひさぎ:木の名前だが未詳。キササゲあるいはアカメガシワか※)の生えていた地を墾して後、村となったのであろう。

川内明神社  境内森山周128間
 末社 若一王子社
小名中村にある。1村の産土神である。

小祠4社
 日生(ひおう)大明神森  社地周120間。
 地主大明神森  社地周10間。
         ともに上村にある。社はない。神体は樹木である。
 矢倉大明神森  社地周118間。下村にある。
 大宝天王森   社地周39間。上村にある。社はない。木を神体とする。

清涼寺  満月山 禅宗臨済派安宅荘 田野井村天徳寺末、下村にある。

和歌山県西牟婁郡白浜町小川

読み方:わかやまけん にしむろぐん しらはまちょう こがわ

郵便番号:〒649-2538

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牟婁郡:紀伊続風土記