紀伊すぽっとみ熊野ねっと

中ノ川村:紀伊続風土記(現代語訳)


中ノ川村 なかのかわ

熊瀬川村の申酉の方21町余りにある。小匠川と色川との間の狭小な谷に村居する。ゆえに中ノ川の名がある。川下の大田荘にも中野川村がある。古は1村であったのだろうか。古くから2村に分かれ同じ溪筋なので同名であるのか。

本村より巽の方(※南東※)1里四町に小色川という小名がある。古くは6軒であったが今は30軒ばかりある。大田川が大水のときは当所まで小舟が往来する。

小祠1社

清雲庵  禅宗臨済派海部郡由良興国寺末、村中にある。

高丈山
村の未の方(※南西微南※)高野村との境にある。山上に方3間の平地がある。昔、兵乱のとき、貝を吹いて奥色川(小森川村樫原村)へ知らせた地という。

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町中ノ川

読み方:わかやまけん ひがしむろぐん なちかつうらちょう なかのかわ

郵便番号:〒649-5132

那智勝浦町の観光スポット宿泊施設

amazonのおすすめ

楽天のおすすめ

牟婁郡:紀伊続風土記