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小森川村:紀伊続風土記(現代語訳)


小森川村 こもりがわ

田川村の北25町にある。村の北は樫原村領、小口川郷北川村領。西は七川谷郷松根村と山を堺にして小川谷の極にある。小森を産土神の寛永の棟札には籠と書いてある。鬱□の意味である。村居は1里半ばかりの間に散在する。小名中村から艮の方(※東北※)樫原村へ2里ばかり。西の方は松根村へ2里半みなわずかに樵路が1条ある。

小祠2社

福寿庵  禅宗臨済派樫原村延命寺末、字栗栖にある。

清雲庵  禅宗臨済派樫原村延命寺末、小名中村にある。

屋敷跡
村中から2里ばかり。松根村との堺にある。土地の人が伝えて言うことには、昔、深窪源左衛門という落人の居所だといって、一区の平らな所をさして深窪明神と称する地がある。

和歌山県東牟婁郡古座川町小森川

読み方:わかやまけん ひがしむろぐん こざがわちょう こもりがわ

郵便番号:〒649-4211

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牟婁郡:紀伊続風土記