大村:現・和歌山県西牟婁郡白浜町大
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大村:紀伊続風土記(現代語訳)
大村 おお
田畑高 63石4斗6升1合
家数 30軒
人数 138人
宇津木村の巳の方(※南南東※)15町にある。古、当村を大宗村といい、城川荘の城村を小宗村といったと相伝える。名前の意味は詳らかでない。あるいは、当村と城村との領主が同姓で本家分家が分かれてこのように称してきたのか。そうであるならば、大村というのは大宗の□語、城村というのは小宗の□で、濁音に称え訛って文字も転じたのであろうか。あまり漢風に過ぎるので必然と言いがたい。
○春日社 境内森山周188間
本社2社 末社3社
宮向という所にある。当村と宇津木村の産土神である。
○小祠4社
大宝天王社 社地周80間。古くは鳥居ばかりであったが、正徳3年に村民の十河某が建立したという。
王子権現社 飛鳥明神を合祭する。社地周86間。村の中にある。永正13年の棟札がある。
矢倉明神社 社地周104間。社はない。樹を祀るのだ。
王子権現社 社地周70間。宮向という所にある。
以上4社とも当村と宇津木村の持である。
○西光寺 禅宗臨済派田野井村天徳寺末、村の中にある。
和歌山県西牟婁郡白浜町大
読み方:わかやまけん にしむろぐん しらはまちょう おお
郵便番号:〒646-0312
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