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四滝村:紀伊続風土記(現代語訳)


四滝村 したき

小船村の乾(※北西※)6町にある。村領は北山川の左右に亘る。人家は川の西の岸にある。村中は田は少なく畑が多くて、大方は川の西にある。

村の名前の意味は詳らかでない。村の西1里余りに四滝谷という所があって小滝が4つあり、これから出たか、と里人は言っている。古くは下木とも書いた。また稀に飛滝とも書いたのもある。いずれも定かではない。考えるに、四滝は下城で、高城などという名に対した名であろう。

小祠1社

正覚寺  霊場山 禅宗臨済派新宮城下成林寺末

殿ざこ
山畑の字で四滝谷にある。考えるに、本宮竹坊の古文書の中に、したきの次郎兵衛尉定□という名が見えるが、ここを領した者で、その住居した跡などであろうか。

和歌山県新宮市熊野川町四滝

読み方:わかやまけん しんぐうし くまのがわちょう したき

郵便番号:〒647-1234

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牟婁郡:紀伊続風土記