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吉田村:紀伊続風土記(現代語訳)


吉田村 よしだ

 田畑高 148石6斗8升9合9勺
 家数  58軒
 人数  232人

高井村の南2町にある。当村を南荘の本村とする。

稲荷社  社地周6間、村の中にある。
 衣比須社 社地周12間、浜辺にある。

旧家   六郎右衛門
その祖は熊野別当泰救の5代範智の弟、範秀という者で、当村に来て住し、富田法橋と号する。範秀の孫、範盛も富田に住して吉田少将といって富田南荘を領する。範盛が法燈国師の弟子覚元を招いて高井村の観福寺を再興する。弘安11年範盛の木像を観福寺に安置して法名俊嶽善秀という。その後、孫が天正年中領地に放れ土民となった。

和歌山県西牟婁郡白浜町

読み方:わかやまけん にしむろぐん しらはまちょう

郵便番号:〒?

白浜町の観光スポット宿泊施設

 


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牟婁郡:紀伊続風土記