長井村:現・三重県熊野市育生町長井
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長井村:紀伊続風土記(現代語訳)
長井村 ながい
尾川村の丑の方(※北東微北※)8里にある。村名は粉所村から流れる谷川の堰筋によって称するするのであろう。小名塩谷は村の北にある。この奥に六郎が窟・小僧が窟というのがある。
○万重寺 龍尾山 禅宗曹洞派有馬荘口有馬村安楽寺末
村の中にある。昔は真言宗であった。尾川村・粉所村・長井村の3ヶ村の持で七堂伽藍であったが、慶長19年に焼失したのを寛永2年に草堂を建立したという(※中略※)。上の山に字を奥院と称する所がある。その他に鐘楼跡などがある。門外に六角の石の柱があって、上の方の6面6体の地蔵尊を彫り、下に文明17乙未年と彫ってある。
三重県熊野市育生町長井
読み方:みえけん くまのし いくせいちょう ながい
郵便番号:〒519-4449