大沼村:現・和歌山県東牟婁郡北山村大沼
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大沼村:紀伊続風土記(現代語訳)
大沼村 おおの? 小名 大河原(おおがはら)
長井村の乾(※北西※)4町余り、北山川の西にある。土地が汚下で、字に沼畑・沼ノ上・沼ノ下などいうのもある。大沼の名はこれから起こる。小名大河原は本村より川上の丑の方(※北東微北※)、川向20町にある。
○小祠1社
○宝蔵寺 龍雲山 禅宗曹洞派新宮城下宗応寺末、村の中にある。
○滑崎
村の上流にある。慶長年中、大阪の役で和州北山から一揆を起こし、新宮牛鼻まで寄って来て浅野家の兵に追い退けられ、この川を隔てて鉄砲の競り合いがあった。この辺で多くの一揆の者を捕えたという。
和歌山県東牟婁郡北山村大沼
読み方:わかやまけん ひがしむろぐん きたやまむら おおぬま
郵便番号:〒647-1603